今須 恵理子のブログ

10月から雇用保険料率が上がります!【給与】

2022.9.21 カテゴリー:今須 恵理子

みなさん、こんにちは^^

フィックスホームの恵理子です!

1月から大河ドラマ「13人の鎌倉殿」を毎週かかさず見ています。三谷幸喜さんが脚本を書いていて、毎回本当に見ごたえがあって面白いです。平安末期から鎌倉前期を舞台に源平合戦と鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられる権力の座を巡る駆け引きが描かれています。しかも今回は途中から主人公がダークサイドに転落して行き・・・毎回毎回、準主役のような個性キャラが次々と理不尽な状況で殺されていきます><放送後は毎回ツイッターに13人の鎌倉殿関連がトレンド入りしています。ドラマを見ているとネットがなかった時代にこんなに沢山の混乱が起きて、当時の人は何が真実なのか分からずに翻弄されただろうなと思います。激動の時代だったんだなと。。。。年末に総集編が放送されると思うので、見逃した方は是非見てください!おすすめです!!

今日は、10月から雇用保険料率が上がります!【給与】です。

それでは、どうぞ~

 

10月から雇用保険料率が上がります!【給与】

会社に勤務されている方は、お給与から控除される金額があります。
健康保険料、介護保険料(40歳~64歳)、厚生年金保険料、雇用保険料の4つプラス、「所得税」「住民税」が控除されます。
この中の「雇用保険料」の料率が今回10月1日に改定される事になりました。つまり、控除される金額が上がり手取りが減ります。

 

何故、今回引き上げ(改定)になったのか?

今回の雇用保険料の引き上げには、新型コロナウイルスの感染拡大が大きく影響しています。

1、厚生労働省は去年の12月に、「新型コロナウイルス対応で特例を設けた雇用調整助成金などの支給決定額が累計で5兆円を超えた」と発表しました。新型コロナウイルスの影響で休業する企業は激増し、それに伴って雇用調整助成金を申請する企業も増えたからですね。月2000億円規模のペースで増加したと言われており、雇用保険財政が急激に悪化しました。

2、新型コロナウイルスの影響で、失業手当の給付も増加しました。失業手当は、職を失った人に対して給付を行い、生活や再就職の支援を行うための制度です。新型コロナウイルスによって業績の悪化や、事業縮小を余儀なくされた企業に解雇される労働者が増加し、多くの人が失業手当の給付を受けています。失業手当の受給者が増えれば、雇用調整助成金と同様に財政を圧迫することは避けられません。

財源である雇用保険の積立金も底をつくことが予想され、保険料を引き上げざるを得ない状況となってしまいました。通常は4月1日に改定される事が多く、今回は「弾力条項」という特例が適用され10月1日改定になりました。

 

具体的に給与からいくら引かれるのか?

控除 イラスト

実は今年の4月1日に企業主負担のみ改定されています。(一般の事業:6/1000→6.5/1000に増加)

そしてこの10月1日には企業主負担と労働者負担がどちらも更に改定されます。

労働者負担
一般の事業:3/1000→5/1000に増加
建設の事業:4/1000→6/1000に増加

・月収25万の場合

一般の事業:750円→1250円に増加
建設の事業:1000円→1500円に増加

・月収30万の場合

一般の事業:900円→1500円に増加
建設の事業:1200円→1800円に増加

雇用保険料率引き上げのまとめ

今回は、10月から雇用保険料率が上がります!【給与】をご紹介させて頂きました。

なかなか自分の給与明細をじっくり見る機会がなかった方は、一度この機会に確認してみてくださいね。

それでは、今日はこの辺で(#^.^#)

また来週の水曜日にお会いしましょう!

お楽しみに~!!

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