
トリプルガラスとペアガラスを費用対効果を考え使い分けるなら?
2022.9.18 カテゴリー:楢崎 隆也
こんにちゎ^^
住宅コンサルタントのならざきです!
フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。
数年前から、住宅性能に関心の高い方が非常に増えています。夏は気温が40度に迫る日や冬には大雪が降り極端に冷え込む寒波がやってくるなど、地球環境の変化も大きく影響をしているのだと思います。
このような状況下で、特に室内の快適性については、断熱性を重視される方が男性、女性に限らず増加しています。年々、住宅性能も上昇していて、今や高気密高断熱住宅を専門にしている会社を中心に、ペアガラスはもちろん樹脂サッシを採用する会社が多くなっています。
トリプルガラスとペアガラスを費用対効果を考え使い分けるなら?
一部の大手ハウスメーカーさんや、高性能を売りにして住宅会社や工務店については、ペアガラスではなくトリプルガラスを標準採用している会社も出てきました。20年前に僕が自宅を新築した時のように、シングルガラスが一般的という時代からすると、本当に羨ましい限りです。
住宅の高性能化には、やはり大きな費用が掛かります。その中でも、室内の暑さ、寒さの最も大きな要因は「窓」と言われていますので、真っ先に手を付けなければいけないのが「窓」であることは間違いありませんが、今でこそペアガラスや樹脂サッシが一般化してきていますが、トリプルガラスとなると、まだ少し価格が高い状態が続いています。
そこで今回は、費用対効果を考えながらトリプルガラスを採用するなら、どのような点に注意しながら採用すべきなのかについて、解説をしておきたいと思います。
窓の数
近年、住宅の窓の総数は減ってきています。以前は、通風や部屋の明るさを重視して、構造的に問題が無ければ、たくさんの窓が付いている住宅が多かったと思います。しかし最近では、掃除のことや必要性、コストに注目が集まり、不必要な場所に、やたらと窓を付ける方は減ってきています。
特にお風呂やトイレの窓については、意見の分かれるところではありますが、無くても問題ないという方や、開閉できない窓(FIX窓)を採用される方が非常に多くなっています。
トリプルガラスを採用するのであれば、どうしても住宅全体の窓のコストが上がってしまうため、その上昇分を少しでも吸収するためには、窓の数を出来るだけ少なくするというのがコツになります。
窓のサイズと種類
窓の数と同じように、窓のサイズや種類も工夫していく必要があります。ガラス面の大きな窓や複雑な動きをする窓を付けてしまうと、どうしてもコストアップにつながってしまいます。ただし注意点としては、とにかく窓を小さくすれば良いということではないというところです。
順番に考えていくなら、(1)出来るだけ窓の種類を統一すること。(2)日射取得と日射遮蔽を考えるなら、東西北面の窓は、ある程度の採光が確保できることを条件に出来るだけコンパクトな窓を選ぶ。(3)日射取得の出来る南面の窓は、大きめの引き違いなどの窓を採用する。
これらに注意しながら、窓の設置場所や数、サイズを検討し、外観とのバランスと合わせて整えていくことで、コストを抑えていくことができます。
トリプルガラスを使うなら
家じゅうの窓をトリプルガラスにすると大きなコストアップにつながりますが、トリプルガラスを採用する窓は、東西北面だけに限定します。この考え方に加えて、実はコストアップだけのことではなく、東西北面の窓ガラスは、夏の日射を出来る限り遮蔽する遮熱タイプを採用し、南面の窓は冬の日射取得を重視して断熱タイプのガラスを採用することも重要になります。
全ての窓をトリプルガラスにするのではなく、東西北面はトリプルガラスの遮熱タイプ、南面の窓はペアガラスの断熱タイプを採用することで、費用対効果を最大限高めるよう工夫していきます。
最後に
今後、トリプルガラスが更に普及してくることを考えると、いずれは現在のペアガラスのように、高性能住宅を中心にトリプルガラスの採用率が高まり、生産コストも下がってくることから、採用しやすい価格帯になっていくことが予想されます。
そのような時代がくることを前提に、トリプルガラスの一部採用を考えても良いタイミングにきているのかも知れません。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。
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人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。
それでは、また~^^/
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